|
|
topic of the month
|
トピックにして欲しい内容がありましたら掲示板又はメールにてお知らせ下さい。 8月のトピック 〜オイルについて思うこと〜 石けん作りをしてゆくと、「オリーブオイルはしっとり」「ココナツオイルは泡立ちがよい」など オイルに関する知識や理解が深くなってきますよね。 だけどそれが逆に固定観念になって、オイルの使い方を限定してしまうのでは? 今月は、そんな疑問からスタートして、私が考えていることを私的に私的に書いてみました。 これは私的な考えを書いただけですから、「答え」ではありませんよ。 そのことだけ頭のすみに置いてから、どうぞお読みください。
1.「ココアバター入り石けんは重い」という固定観念 ココアバターはそのまま肌に塗ってもわかるように、かなりリッチな油脂です。そのせいで、ココアバターを加えて作った石けんは超しっとり、夏に使うにはちょっとヘビーかな、と思っている方もたくさんいるでしょう。 では、どうしたらココアバター入りの重くない石けんができるかというと、ソフトオイルを使わないことです。ココアバターは少量(例えばバッチサイズの5〜10%程度)でしっかりと保湿感を出せるので、比較的高価なソフトオイルを40%も50%も入れるより、かなり経済的なレシピになりますよ。そして保湿の度合は、ココアバターの分量のみで調節すればいいので、ソフトオイルと組み合わせるよりも、レシピが組み立てやすいと思います。残りはパームとココナツを使いますが、ソフトオイルが無い分、必然的に分量が増えますから、結果として硬くて溶けにくく、泡立ち&泡持ちのよい石けんになると思います。 ソフトオイル抜きココアバター石けん、ぜひぜひお試しあれ!
2.「ココナツオイルは刺激がある」という固定観念 ココナツオイルは、人によっては合わない場合があるので、これは固定観念というよりは事実でしょう。ただ、「ココナツオイル=刺激」と頭ごなしに決め付けてしまうのは間違っていると思います。まず最初に、「刺激がある」という表現がときとして曖昧に使われている気がします。そして次に、ココナツオイルの刺激物がいつも含まれているかというと、必ずしもそうではないからです。以下、このふたつの点を考えてみました。 ・刺激とは? もうひとつの「刺激」の解釈としては、ココナツオイルが肌に合わない場合です。これはカプリル酸/カプリン酸というココナツオイルに含まれる脂肪酸が肌に合わず、結果として刺激を感じる、ということですね。肌に合わないのは仕方がないので、この場合は、ココナツオイルを使わないか極力控えるしかないでしょう。 RBDココナツオイルは、(おそらく石けん用として)フィリピンやマレーシアで精製され、アメリカに輸入されたものだと思います。フィリピンのココナツオイル会社のサイトを見ていたら、ココナツオイルの精製過程を図で示しているものがあり、カプリル酸/カプリン酸が除去されていました。抜かれた脂肪酸の方は、カプリル酸/カプリン酸トリグリセリド、またはフラクショネーティッドココナツオイルという名前で、エモリアント剤として数多くの化粧品類に使用されています。 ココナツオイルってすごく馴染みがあるようだけど、実は意外に知らないことが多いですよね。 後書き もっと書こうと思ったけど、もう限界〜。 結局、ふたつの油脂だけ書いて、すでにへろへろです。 またいずれ機会を見て、続編を書こうと思います。 トピックに協力してくださったゆみこさん。心から感謝します。 9月のトピックは「2004年石けんカレンダー」の募集内容を掲載予定です。
|
Copyright 2000-2003 Tao's Handmade Soap/All rights reserved.
|
|